挑戦の日々~Teacher×Referee~

普段は小学校教員、休日はサッカー審判の挑戦の記録。

体育主任って何?

一年の振り返りを、、

2022年も晦日を迎えました。皆さん、ご無沙汰しております。

終わらないコロナ対応に明け暮れながらも、少しずつ日常が戻ってきた一年ではなかったでしょうか。

そんな少し嬉しいはずの一年の最終盤にコロナに見事罹りまして、幸い軽症で済んだのですが、療養最終日の今日、暇すぎるし年末だしってことで超久しぶりにブログの更新を決心したわけです。

この時期に書くことと言えば一年の振り返りが相場ですけれども、個人的には振り返るとめちゃくちゃたくさんあるので、ブログのテーマに合わせて初めて、「Teacher」な側面を書こうと思います。

初めての体育主任

教員は学級担任などのメインの役職の他に、分掌といって様々な仕事が割り当てられます。その中でも、校内における、各教科の部会のようなものも作られます。これは、例えば算数部になったら算数の授業を全部やらなければいけないとか、そういうことではなく、算数の教具の管理をしたり、自治体における算数の研究会に出席したり、各教科に関わる学校全体の仕事をするわけです。

私は2年目から体育部の一員となり、4年目の今年からはそのリーダー、いわゆる体育主任を命じられました。

体育主任って何?

体育に使う道具はいっぱいあるので、その管理とか、発注とかっていうとイメージしやすい仕事かと思いますが、体育の特徴としてはそれだけでなく、とにかく特別な授業や行事が多い!それをまとめるのが体育部の仕事なわけです。挙げていくと、、

・体力テスト

・水泳学習

・運動会

・球技大会

まあ行事系だけでもこれだけ。これにさらに自治体の研究会に関わるお仕事もあるわけです。なので、今まで自分が見てきた体育主任の方々って、バリバリっぽい人だらけ。こんなぽやんとした若造には到底任せられるものではないと思っていました。「あー、とんでもない役職が来てしまったな。体育主任って運動会前は21時まで仕事する人たちのことだからな、覚悟しなきゃな」と一時期は思いました。

体育主任像

思えばただの一教科の担当者というだけなのになんだか特別視されがちな体育主任。これまで見てきた先輩方のことを思い返すと、「バリバリすぎたけどすごく辛そうだった人」「できるが故に多方面から板挟みになったり折り合いがつけ辛そうにしてた人」が浮かんできて、「なんだか損な役回りだなあ」とふと思ったのです。自分は4年目で経験もないので周りの助けを借りながらでも、笑顔で円滑に平和に仕事を進めていきたいなあと思ったのです。だって競争する必要はない職種だし、「子どもたちのため」に働いているわけですから。

で、結局何したの?

周りの職員や先輩たちの力を借りながら、やることはやってきました。水泳学習も3年ぶりに再開させられたし、運動会も保護者に概ねご好評頂けたし。運動会の振り返りをして、来年の運動会はどんなふうにしようかなあと考えているところです。

結局、運動会直前でも21時まで働くことはしなかったですし、大きく身を削りすぎて体調崩すようなことをせずにここまでこられました。(まあ終わった瞬間体調崩してますが笑←笑えない)

持続可能な形を

もちろん若手ですし、バリバリやらなきゃ!って気持ちもあります。けれど、何も考えずにがむしゃらに突き進んでいく時代でもないんじゃないかなとも思います。特にこの業界。

もしも体育主任だけ毎日20時や21時まで仕事して、他の職員とはよくぶつかって、ってやってたら絶対将来体育主任やりたくないですよね。

放課後に突き詰めていろんな魅力的な行事を考えついても、他の教員に「負担が大きいのでやりたくない」と思われたら悲しいですよね。

疲れるまで仕事して、日中子どもたちにへとへとで接してたら嫌じゃないですか。子どもたちも。

働き方改革」が叫ばれているこの業界、この時代に必要なのはやっぱり「これからも続けていけるやり方」だと思うんです。

・子どもたち

・保護者

・チームとして働く職員

みんなの笑顔を求めながら仕事をしていくのがこれからの課題じゃないかな、と思います。

まとめ

今回は初めて私の「Teacher」な側面を紹介しました。ちょっと特殊な役回りだと感じたので書いてみました。

Jリーグで優勝したチームの誰か(※)が言っていましたが、「ポジティブな苦しさ」なら大歓迎です。本当にみんなが幸せになれる体育を目指して忙しくしていければなあなんて思っています。来年も頑張ろ。(※=正解は横浜F・マリノスの西村選手の名言。誰が分かんねん。)

 

P.S. うわ、文字だけの長文ブログになっちゃった。

 

P.E. たいいく。